四季を感じる加賀料理を堪能

浅田屋

浅田屋
浅田屋

JR「金沢」駅から車で約10分、慶応3年(1867年)に創業した「浅田屋」は風趣な坪庭を眺め、静謐な空間の中、金沢の情感を満喫できる数寄屋造りの旅館である。宿泊はもちろん、食事のみの利用も可能である。吟味された調度類や器に、旬の魚介、甘海老、カニ、山の幸など、嗜好に添った四季折々の素材を盛り込んだ加賀料理を堪能できる。

浅田屋
浅田屋

春にはおかかえの釣り師によって届けられる天然鮎、夏には能登・舳倉島で海女が捕るアワビ、秋には能登松茸、冬には日本海の荒波でもまれた香箱カニなど、北陸の豊富な食材を使った加賀料理を主軸としながらも、ウニなら北海道産、冬ならトリュフなど、時節の美味しいものは産地を自ら限ることはない。

全国から集められた、厳選素材は板前の洗練された腕により、至高の料理へと生まれ変わる。美味しさを最大限に引き出すと思われる調理法を用いて、時にはセオリーと違ったとしても満ちた時間となる事を優先し提供される。伝統を大切にしながらも、時代の趨勢を鑑み新たな食を追及し続けている。また、料理を引き立たせる器も大切な演出の一つ。加賀蒔絵の金沢漆器、九谷焼をはじめとして、骨董から現代作家ものまで、厳選されたものが使用されている。

浅田屋
浅田屋

客室は総て秋田杉で造った、シンプルな数寄屋づくり。間取りは複数の部屋がついている最近の高級旅館の主流の形ではなく、大きな一部屋に小さな踏込みと縁側のついた間取りで、個人宅の客間に通されたような感覚を覚えるだろう。すべての部屋には庭がついており、昭和を代表する庭園「大河内山荘」を手がけた庭師が手がけている。二ヶ月間、金沢に住み込み設計から仕上げまでを行ったというから、訪れた際はその景観を味わってもらいたい。

浅田屋
浅田屋

客室に無料Wi-fiを完備するなど伝統だけにこだわらない利便性の高さから、お客を心からもてなしたいという気持ちが汲み取れる。また、輪島塗の電話器をはじめ、備品は細部に至るまでこだわりの品が備えられているのも見逃せない。「浅田屋」は結納やお食い初め、その他各種祝いの席にも利用できるため、特別な日にはぜひ利用したい。

浅田屋
浅田屋

浅田屋
所在地:石川県金沢市十間町23 
電話番号:076 231 2228
営業時間:11:30~15:00、18:00~20:00
http://www.asadaya.co.jp/ryokan/

詳細地図

あわせて読みたい。関連ページ