副都心としてさらなる発展を遂げつつある街、金沢市駅西本町エリア

金沢市駅西本町は「金沢」駅の西側、50m道路や駅西けやき通りと呼ばれる石川県道60号金沢田鶴浜線と金石街道として親しまれている石川県道17号金沢港線の間に広がる。このエリアでは近年、都市インフラ整備が続き、暮らしやすい街へ進化を遂げた。

加賀前田藩の城下町として発展

金沢市は1889(明治22)年に市制施行し、近隣町村の編入や合併によって市域を拡大し、1996(平成8)年には中核市に移行している。

エリア近くには「石川県庁」が建つ
エリア近くには「石川県庁」が建つ

金沢市の中心市街地は犀川と浅野川に挟まれた場所に広がり、加賀藩主前田家の居城「金沢城」の城下町として栄えた。近年は「金沢」駅の西側に「石川県庁」や「県立中央病院」などが建てられ、駅西本町周辺が金沢市の新たな中心地として発展している。エリアの北西には「金沢港」があり、「金沢市中央卸売市場」など物流の拠点としての機能を果たす施設も置かれている。

「金沢」駅西口では新たな施設が続々と誕生

高架駅に生まれ変わり、北陸新幹線も乗り入れた「金沢」駅
高架駅に生まれ変わり、北陸新幹線も乗り入れた「金沢」駅

金沢市の玄関口となる「金沢」駅は1991(平成3)年に高架化され、駅の東西の行き来が容易になった。2015(平成27)年には北陸新幹線が開通し、「東京」駅方面とのアクセスが向上している。

「金沢」駅西口では大規模な土地区画整理が行われ、近代的な街に進化している。2014(平成26)年には「金沢」駅西口の駅前広場のリニューアルも完成した。2013(平成25)年には「北國銀行本店」が駅西本町に隣接する広岡に移転してきたほか、2015(平成27)年には「金沢」駅西口駅前広場前に北陸鉄道のバス待合室や案内所、「ABホテル金沢」などを併せ持つ複合施設が誕生している。

現在も金沢市の行政や民間が連携して、金沢市の中心市街地と「石川県庁」などがある金沢西部副都心の間を金沢駅西副都心と位置づけ、積極的な開発が進められている。2018(平成30)年10月には「NHK金沢放送局」が広岡に移転したほか、2020年6月には「金沢」駅西口に高級ホテル「ハイアットセントリック」と「ハイアットハウス」、ショッピング施設が併設された複合施設が誕生する予定だ。「西日本JRバス金沢営業所」やJR西日本の社宅跡地の再開発も計画されており、今後のさらなる発展も期待されている。

多彩なショッピング施設が揃う

多くの店が集まる「アル・プラザ金沢」
多くの店が集まる「アル・プラザ金沢」

駅西本町は買い物の利便性も高い。エリア周辺にはスーパーマーケット「ニュー三久 金沢西念店」や「マックスバリュ金沢駅西本町店」などがあり、日常の買い物を身近で済ませることができる。「アル・プラザ金沢」や「アピタタウン金沢ベイ」など大型ショッピング施設も使いやすい。

「金沢」駅前の「金沢フォーラス」
「金沢」駅前の「金沢フォーラス」

「金沢」駅周辺にも駅内の「金沢百番街」や東口駅前の「金沢フォーラス」などのショッピング施設があり、多彩な買い物を楽しめそうだ。

歴史と文化が漂う街

「金沢城」跡地の「金沢城公園」
「金沢城」跡地の「金沢城公園」

長い歴史を持つ金沢市は歴史と伝統文化を感じられるスポットも多い。とくに「金沢城」の跡地を整備した「金沢城公園」周辺には加賀藩の藩庭であった「兼六園」や風情漂う街並みが残る「長町武家屋敷跡」、前田利家を祀る「尾山神社」などが集まる。

金沢市の新名所になった「金沢21世紀美術館」
金沢市の新名所になった「金沢21世紀美術館」

「石川県立美術館」や「石川近代文学館」など文化施設も多い。2004(平成16)年には現代美術を集めた「金沢21世紀美術館」が誕生し、人気スポットになった。

伝統と未来が交錯する金沢市駅西本町は、金沢の魅力を余すところなく体験できる街と言えよう。

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